ティルダ様です。つまるところそうです。おわかりですね。人間は、ティルダ様が告解せよといったら人生のすべての恥をYoutubeのライブ生配信であらいざらい告白し懺悔せざるを得ず、ティルダ様がそうしなさいと告げたならだいたいの行為は迷わずそういたします。ルールなど無力です。そして禁煙など、健康など、かの存在のまえでは、小さなことです。作品中のあんな至近距離であなたは諦めてお前は地獄に落ちるしかないと私めにおっしゃられましたら、死したのちにも心ときめかざるを得ません。人間である私など、その程度でしかなく、すべてはもう、いたしかたないのです。迷う、悩む、戸惑う、など、合成されたのちの素子が言う「懐しい価値観」でしかありません。畢竟、ティルダ様は大自然すら超越しているのです。もしティルダ様がそれを止めなさいと仰せであれば、C.ノーラン監督（大ファンです）の次回最新作の鑑賞を、当然あきらめるのです。「TENET」最高でした。しかし、これは例えではなく、いたしかたないことです。選択する・しないとか、そういったことではないのです。そして本作に顕現あそばされたティルダ様。あいも変わらず、素敵であそばされました。現2022年最近はスキンヘッドで空中浮遊とか、吸血鬼でチェスしてみたりとか、ポン刀でゾンビ斬るとか、一部の人間どもの仕事に恐れ多くも情を通わせてらっしゃる御様子ですが、本作、きちんと "わかっている方々" と協働されていました。すばらしい。まずヘアスタイル。映画『L.A.コンフィデンシャル』（傑作です）のキム・ベイシンガー演ずる『リン』というか、そもそものヴェロニカ・レイクのように目がかくれる程ちょっとうっとおしいくらい前髪が長く、しかし同時に少年のような清々しさ。「艶と凛々しさ」を共存させその波打つ金色の輝きは、かの大聖堂の装飾すべてを併せてもけっして足りない程でしょう。言ってることがヤバ過ぎて瞳孔がひらいてるかんじでも尚輝くまっすぐに観客へ向くその眼は無垢そのものであり、お肌もツヤツヤ過ぎずカサカサ過ぎずいいかんじ、メイクさんナイスワーク、そしてティルダ様を本作のフィルムに収めたカメラマン氏は子々孫々にわたり御加護がもたらされていることでしょう。ほんでキャラクター的にはまあほんと最後までマウントとってるつもりのぶっちゃけ立場勘違いバカでしかないのですが、だからもしもゼア・ウィル・ビー・ブラッドでならダニエル・デイ＝ルイスにボーリングピンで完膚無きまでに殴られるくらいの具合の悪さですが（そういえばポール・ダノもちょっとはすばらしかったですね。神の下僕としてぴったりでした）、今回リアルいいひとキアヌさんなのでボーリングピン無かったですね。よかった。あ、でもそういや素手で殴ってましたねあいつ。ちょっといくらいいひとでも、あれはね、いっぺん、ねえ、これはいけません。しかし美しい。ティルダ様が双翼はためかせながら、そのまま無機質なプールに佇ませて、そっと素足で歩かせる、そのまま御御足で愚かな人間を踏みにじる。誰だこれ思いついたの最高だありがとうありがとうありがとう。だれかあのティルダ様を彫刻してほしい、そして上野国立西洋美術館の彫塑室でずっと展示していただきたい。さらにどなたですかあの衣装のデザイン（エンドロール見ようね）御針子さんもノリノリで縫ったとしか思えません。だいたいティルダ様の衣装はどの作品でも一層気合をいれて制作されたのではないかと思わざるを得ないことが多いのですが、本作も違わず。ちなみに、サリー・ポッター監督の「オルランド」という作品でそのあたり、ほんとうに、たっぷり、堪能できますので本作でティルダ様の神性に幸いにも触れることが叶ったみなさま、すこし大きめのレンタルビデオショップに行ってまず「オルランド」を借り、そして然る後、ブルーレイHDリマスターバージョンがありますので、お買い求めください。失神レベルのティルダ様を保証申しあげます。そう、映画「エリザベス」でケイト・ブランシェット殿下の絶対的神性と、うら若き花々しさに触れるが如くです。で、ピーター・ストーメア卿。つまりかのルシフェルは、ティルダ様をより輝かせるための配置である。あそこまでの闇。闇。つまりブラックホールのように光をとりこみ、閉じこめ、本作のように時間を滞らせ、余つさえ、止める。いちど囲われたなら事象の地平線からよりは逃れられないような、あの「救い」という人間の願望を無力化する存在。光は運動ですが、闇は運動で表現されません。「なにも無い」Chaos = 深淵 はただただ、運動すら「無かったことになってしまう」。「理解」ですら人間の活動の表現（荒巻部長曰く「理解もまたおおむね人間の願望に過ぎない」）ですが、それすら同化して打ち消す。それとともに、わたしたちがフィクションで望む暴力性を、じっさいそれほど今回暴力ふるってないんですが、だからこそ今回ほとんどなにもしてないのにいやらしい迄にそこまで表現してしまうストーメア卿。すごい。ついでにやっぱり裸足。ここから、ルシフェルこそ父でありガブリエルは末の子であると解釈もできるかもしれません。では、ガブリエルの信じていた「父」とは……？そしてちょっと最後に、まじめに。ティルダ・スウィントンという演者を知りたいと思われたなら、「Blue」という作品があります。きっときっと、盟友であったであろうデレク・ジャーマン監督作です。彼女はこの作品で "姿こそ見せませんが" 、彼女の若き日の名演です。それまでにも、前衛的表現でメジャーにはなりえなかったデレク・ジャーマン監督といっしょに、作品をいくつかつくっていました。誰かに勝手に望まれたわけではなく、彼女は自ら映画を愛し望んで表現者になった人物と、僭越ながらわたしは信じています。以上です。拙文通読していただいた方々に向け御礼もうしあげます。ありがとうございました。ティルダ様最高！

原作はDCコミックスの『ヘルブレイザー』です。キアヌ・リーブスが扮する主人公、コンスタンティンは悪魔祓い師です。この世は天国、人間界、地獄に分かれています。天使と悪魔は人間界に入り込めませんが、ハーフブリードと呼ばれる人間との中間体を送り込み、人間界に影響を及ぼそうとします。正義と悪魔のバランスを保つため、コンスタンティンは人間界に入り込もうとする悪魔を地獄に送り返します。ある日、コンスタンティンは地獄の王、ルシファーの息子が人間界を支配しようともくろんでいることを知ります。必要なのはとりつく母体として霊感の強い人間と、神の手助け。コンスタンティンは、人間界を守るために、悪魔との戦いに立ち向かいます。というのがざっくりとしたストーリーです。とにかくキアヌ・リーブスがかっこいいです。キアヌ・リーブスというとマトリクスのイメージがありますが、こちらの方がはまり役だと思います。コンスタンティンはどこか投げやりなハードボイルドキャラで、キアヌの雰囲気にぴったりです。「バランスが大事」というワードは何度もでてくるのですが、これが伏線となり、これが最後のどんでん返しに繋がります。脚本もよく考えられており、主人公のミッドポイントとしてはジョンがビーマンと連絡とり、悪魔の目的をしったとき。主人公の助手のミッドポイントはコンスタンティンの真似ではなく自分の考えで解決策を述べた時。などなど、複数の転換点がしかけられています。最後の敵との対決も、いままでの伏線を回収しつつ、やや強引ですが解決に導いています。クリーチャーのセンスも良いと思います。ルシファーがマフィア風のおっさんなのがどうかというぐらいでしょうか。ラストはいかにも続編が……という感じですが、いまだに作られないのは興行成績がいまいちだったからでしょうか。製作費１億ドルで興行収入が２億３千万ドルでは続編はリスクが高いと判断されたのかもしれません。ちょっと残念です。キアヌ・リーブスの魅力を堪能したいひとのために！

めっちゃいい。面白い。心の底から見てよかったと思います。有益な時間でした。

これはおもしろい。サタン役のおっさんの演技がちょーかっこよかった。吹き替え版はよ。

白内障の手術をし、直射日光がまぶしいので目の保護のため紫外線透過率３０％ぐらいのサングラスを探し求めました。軽作業時や運転にと使用しています。

使い始めて耳あてが外れるようになってしまいました。購入後半年程経ち部品購入の要望を店舗へ伝えましましたら新品交換していただきました。即日対応していただきました。

偏光機能は良いです。黒より明るく見えるような気がします。デザインもいいと思います。

白内障の手術した偏光グラス使用感良いようです